奥州街道「八丁目宿」 隆盛誇った歴史、文化学ぶ 福島で講演会

 
講話する星さん

 福島市松川町にあった奥州街道の宿場町「八丁目宿」をテーマにした講演会は11日、同市の松川学習センターで開かれ、地域住民ら約100人が地域史や人物に理解を深めた。松川町文化財保存会、信達歴史文化研究会などの主催。

 八丁目宿は大名の参勤交代に使われて隆盛を誇った。江戸後期には住民の俳諧や狂歌など文芸活動が活発で「八丁目文化」と称された。呉服商「舛屋」の2代目・加藤候一(そろいち)はしゃれや風刺をきかせた「狂歌」や、滑稽な絵「鳥羽絵」が得意だった。

 講演会では、郷土史に詳しい柴田俊彰さんが「八丁目宿」と題して成り立ちや歴史、にぎわいについて講話。同研究会の星隆さんは「加藤候一と八丁目文化」の演題で、加藤候一ら文化人の功績や石碑などについて紹介した。

 参加者からは「地域の歴史をもっと学びたい」「各地を巡ってみたくなった」との感想があった。