大東銀行、減収増益 4~9月期の連結決算

 

 大東銀行が12日発表した2021年4~9月期の連結決算は、経常収益が63億7400万円(前年同期比3・3%減)、経常利益が13億2800万円(同56・3%増)、純利益が8億8600万円(同58・0%増)の減収増益だった。

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う資金繰り支援のほか、首都圏での住宅ローンの増加で貸出金残高が過去最高の6086億円に到達。資金利益や役務取引などの収益が増え、本業のもうけを示すコア業務純益(投資信託解約損益を除く)は前年同期比2・06倍の15億2700万円となった。減収の要因は有価証券の売却を見送ったためという。

 通期の連結業績予想は経常収益118億円、経常利益19億円、純利益11億円を維持した。1株当たりの期末配当は30円を見込む。

 鈴木孝雄社長は同日、郡山市の同行本店で記者会見し、東北地方で活発化している地銀再編の動きを巡り「将来的にメリットが見いだせれば可能性はあるかもしれないが、現時点で具体的な話はない。まずは単独できちんと運営していくことが重要だ」と述べた。