金沢翔子さん、力強い書 須賀川市民交流センター「テッテ」で講演

 
力強い筆遣いで文字を書き上げた翔子さん(左)と泰子さん

 須賀川市民交流センター「テッテ」は11日、同施設で、ダウン症の書道家金沢翔子さんと母泰子さんを招いた講座「須賀川市民大学」を開いた。翔子さんが席上で迫力ある「飛翔」の2文字を揮毫(きごう)し、泰子さんがダウン症の娘との歩みについて講演した。

 有識者や著名人の講演を通じて市民の学びに役立ててもらおうと継続的に開催しており、今回は約60人が参加した。翔子さんは受講者を前に、縦95センチ、横180センチの紙2枚に力強い筆遣いで文字を書き上げた。

 続いて泰子さんが「天使がくれた贈り物」と題して講演し、翔子さんの生い立ちや書道を始めたきっかけ、子育ての苦悩などについて語った。泰子さんは「苦しい闇の中でも、必ず光は見いだせる。生きてさえいれば絶望はないと伝えたい」と語った。

 同施設は今後、翔子さんが書いた作品の展示を予定している。