芝居小屋「旧広瀬座」記憶記す冊子を刊行 ゆかりの有志が手記

 
冊子の刊行を喜ぶ椎名さん

 1986(昭和61)年の「8・5水害」による河川改修のため、伊達市梁川町から福島市のあづま総合運動公園内の福島市民家園に移築された芝居小屋「旧広瀬座」の記憶を残そうと、広瀬座ゆかりの有志が冊子を刊行した。

 冊子は「甦(よみがえ)れ!広瀬座 梁川びとの記憶と記録」と題されている。冊子では、広瀬座の歴史を当時の新聞記事や公演チケット、写真などで詳しく紹介。子どもの頃から広瀬座に親しんだ人々が手記を寄せた。

 発行責任者で福島市在住の椎名千恵子さんは、「広瀬座は、町の文化の礎で、自分自身の文化の基だった」などと話した。

 冊子は非売。伊達市梁川町のまちの駅やながわなどで閲覧できる。