県内画家や学生ら表現競う 福島、2年ぶり県美術協会展開幕

 
作家性を競うさまざまな作品に見入る来館者

 技法や所属団体などの枠組みを越え、県内の画家や学生らが表現を競う県美術協会展が13日、福島市のふくしん・みんなの文化センターで開幕し、多くのファンでにぎわっている。21日まで。県美術協会の主催。

 コロナ禍のため2年ぶりの開催となった今回は244点が出展された。深山の渓流を描き特選・県美術協会賞を受賞した塩沢徳子さん(石川町)の「癒しの水音」など写実的で重厚な作品から、立体を組み合わせたモダンアートや会員制交流サイト(SNS)の要素を取り入れた若い世代の作品まで、多彩な力作が並び、会場全体に伸びやかな雰囲気が満ちていた。

 同協会の酒井昌之会長は「作家たちのテーマの深まりや表現の洗練が目をひき、さまざまな素材を使った挑戦的な試みも目立った。世代交代も進んでいる」と目を細めていた。

【入賞者名は13日付に掲載しました】