震災不明者の手掛かり潜水捜索 福島海保、南相馬沖合で

 
南相馬市鹿島区の沖合で行われた潜水捜索(福島海上保安部提供)

 福島海上保安部は13日、南相馬市鹿島区南右田の沖合で潜水捜索を行い、東日本大震災の行方不明者の手掛かりを捜した。

 福島海上保安部の巡視船「なつい」で実施した。献花、黙とうを行った後、岸から約500メートルの海域に潜水士が潜り、水深8~5メートルで遺留品などを捜した。視界不良で手掛かりなどは見つからなかった。

 門馬和夫市長をはじめ、行方不明者の家族らが捜索を見守った。福島海上保安部の入沢茂樹次長は「今後ともご家族の気持ちに寄り添い、可能な範囲で捜索を続けていきたい」と話した。

 市によると、津波による同市の犠牲者は636人で、今も87人の行方が分かっていない。