「詐欺コールセンター」注意 福島県内で新手口、捜査協力要求

 

 詐欺犯が警察を装って「詐欺コールセンターがある」などと電話し、その後、伝えた番号に電話をかけさせて「だまされたふりをして捜査に協力してほしい」と現金をだまし取る新たな詐欺手口が、県内で出始めている。中には2000万円を超える高額被害もあった。県警は「本物の警察と信じさせる巧妙な手口」として、注意を呼び掛けている。

 県警によると、犯人側はまず、個人宅などに「詐欺コールセンターがある。オレオレ詐欺の被害に遭ったら連絡してほしい」と電話をかける。その後、息子や孫をかたった「オレオレ詐欺」の電話があり、被害者が教えられたコールセンターに電話をすると「捜査に協力してほしい。だまされたふりをして現金を送ってほしい」と告げて、現金をだまし取るという。

 類似する不審電話は8月ごろから県内で確認されるようになり、福島市と郡山市ではそれぞれ、現金約200万円と約2500万円がだまし取られた。

 県警「相談は警察署」

 県警生活安全企画課の担当者は「県内で詐欺コールセンターは開設しておらず、警察が現金を要求することはない。現金を送ったりする前に、最寄りの警察署に相談してほしい」としている。