一輪車全国大会に闘志! 福島の中2生・佐藤歩緒選手 技に磨き

 
本番に向けて練習に打ち込む佐藤選手

 余目一輪車クラブ(福島市)に所属する佐藤歩緒(ふお)選手(14)=渡利中2年=は23日、静岡市で開かれる全日本一輪車競技大会のソロ演技テクニカル部門に2年連続で出場する。

 この部門は音楽に合わせて2分30秒の演技を披露し、技の難易度で得点が決まる。佐藤選手は「出場者6人のうち、3位以内で入賞を目指す。周りの選手の演技を見て学びたい」と闘志を燃やす。

 佐藤選手は余目一輪車クラブの監督を約17年間務める母菜花(さいか)さん(41)の影響もあり、3歳ごろから一輪車に乗り、小学1年生の時に本格的に競技を始めた。

 これまで振り付けなどの芸術性が評価されるアーティスティック部門に挑戦してきたが、中学生になってからは曲芸に魅了され、テクニカル部門に専念。一輪車に乗ったまま車体を回す「車体回転」や、サドルを地面に落として走行する「サドル落とし」などの技に磨きを掛け、ビデオ審査による予選を通過した。

 昨年は初出場で大舞台の独特の雰囲気に圧倒され、本番前の足慣らし会場では「異次元のものすごい技を繰り出す選手ばかりで驚かされた」と振り返る。緊張もあって本来の実力が発揮できなかった悔しさが残る佐藤選手。「今年は技の成功率を高めて本番に臨みたい」と話し、鍵を握る大技「540度(一回転半)車体回転」などを中心に練習に熱を入れている。