福島県産水産物の風評払拭へ 県と報道8社、応援キャンペーン

 
本県漁業と県産水産物の魅力発信を誓う県内メディア8社の担当者

 県と福島民友新聞社など県内の報道機関8社は18日から、県産水産物の風評払拭(ふっしょく)や販路拡大に向けた「ススメ 水産、福島産。」キャンペーンを展開する。新聞やテレビ、ラジオなど地元メディアが合同プロジェクトを組み、「常磐もの」として知られる県産水産物の魅力を積極的に発信することで、本県漁業への応援機運を高める。

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から10年がたち、本県漁業は試験操業から本格操業への移行期間に入り今後、水揚げ量の増加が見込まれる。一方、失われた販路や価格の回復、ブランド力の向上、後継者育成など課題は山積している。また、第1原発で発生する処理水の海洋放出による新たな風評も懸念される。

 こうした状況の中、本格操業に向け水揚げ拡大に取り組む漁業者の姿や思い、県産水産物の魅力などを地元メディアが一丸となって発信し、本県水産業に対する国民の理解醸成や「県民運動」としての定着につなげる。

 地元メディアだからこそのきめ細かな情報を、番組で紹介したり、広告企画を展開したりとそれぞれの得意分野で発信していく。福島民友新聞社は30日に広告特集「おうちで食べよう ふくしまのお魚」を掲載する予定。また、「ススメ 水産、福島産。」のロゴが入った旗やポスターを製作し、PRに活用する。