いわきへ愛情!映画「フラ・フラダンス」 ハワイアンズで試写会

 
試写会に登場した富田さん(前列左から2人目)ら

 いわき市を舞台にしたアニメ映画「フラ・フラダンス」(12月3日公開)の試写会が17日、同市のスパリゾートハワイアンズで開かれた。声優を務めたいわき市出身の女優、富田望生(みう)さんが登場し「いわき市やハワイアンズへ愛情を込めて製作した」と、同作への思いを語った。

 同作は、主人公の「夏凪日羽(なつなぎひわ)」がハワイアンズのダンシングチーム「フラガール」の新人ダンサーとして、同期生と共に成長する姿を描いた青春群像劇。富田さんは、主人公の同期生でムードメーカーの「滝川蘭子」の声を担当した。

 試写会はフラガールら向けに開かれ、約30人が鑑賞した。富田さんは「先輩と後輩の関係性に注目して見てほしい」と見どころを話した。

 ハワイアンズは、同作の2年以上にわたる取材や現役フラガールのダンスのモーションキャプチャー収録などで製作に全面協力した。

 映画は、県内ではイオンシネマ福島、フォーラム福島、ポレポレシネマズいわき小名浜で上映される。

 声の出演・富田望生さん「地元知ってほしい」

 富田望生さんは17日、福島民友新聞社の取材に同作への思いなどを語った。

 ―出演の経緯は。
 「短編のアニメ作品で声優の経験はあったが(長編作品で)本格的に挑戦したのは今回が初めて。声だけで人物を表現することが難しくて苦手意識があったが、地元を舞台にした作品ということもあり『やります』と出演を決めた」

 ―明るいムードメーカーの役柄を演じる上で心掛けたことは。
 「(演じた滝川蘭子という役は)仲間を思って行動する女の子。場を和ませるユーモアのあるキャラクターだったので、考えるよりも直感でおもしろいことを表現した」

 ―スパリゾートハワイアンズでの思い出は。
 「子どもの頃から来ていて、ショーの最後にフラガールと一緒に簡単なフラを踊り、首飾りをもらったことが思い出に残っている」

 ―県民にメッセージを。
 「震災から10年がたった今、一番知ってほしい地元いわきの姿が詰まった作品になっている。笑顔になれて勇気をもらえる。圧巻のフラダンスシーンをスクリーンで見てほしい」