福島県内ガソリン、平均価格169円40銭 電気やガスも値上がり

 

 経済産業省が17日発表した15日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの県内平均小売価格は、8日時点の前回調査と変わらず169円40銭だった。2014(平成26)年8月以来、約7年3カ月ぶりの169円台が続いている。

 灯油の店頭価格は18リットル(一般的なタンク1個分)当たり1円高い1846円の高値だった。電気、ガス料金も値上がりしており、暖房需要が盛り上がる冬場の家計に打撃となる。ハイオクは1リットル当たり180円40銭で横ばい、軽油は10銭安い149円60銭だった。

 レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は10銭安い168円90銭。11週ぶりの値下がりだが、高値水準が続いた。灯油は18リットル当たり1円高い1950円となり、2008年10月以来、約13年1カ月ぶりの高値を付けた。

 調査した石油情報センターによると、新型コロナウイルス禍からの経済活動再開が進み、原油需要が高まる中、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の産油国でつくる「OPECプラス」が4日の閣僚級会合で追加増産の見送りを決めたことで需給が逼迫(ひっぱく)。円安進行で輸入価格が押し上げられたこともあり、レギュラーガソリンと灯油小売価格が高止まりしている。また、発電燃料の原油などの価格高騰を反映し、大手の電力10社と都市ガス4社はそろって22年1月の電気、ガス料金を21年12月と比べて値上げする見通し。全社値上げは5カ月連続。