楢葉のユズ「いい香り」 園児ら収穫、食べ頃を迎えた黄色い実

 
ユズを収穫する園児と生徒

 特産品のユズの普及拡大を目指す楢葉町で今年の収穫が始まった。同町のあおぞらこども園と広野町のふたば未来学園高の園児・生徒が17日、楢葉町井出の生産農家の畑で食べ頃を迎えた黄色い実を丁寧にもぎ取った。

 収穫体験は、地元の特産品に理解を深めるのが目的。園児と生徒計35人が参加し、約10アールの畑に入ると「いい香り」と歓声を上げた。

 畑は生産農家の松本広行さん(66)が所有し、東京電力福島第1原発事故による避難を経て2016(平成28)年に生産を再開した。松本さんは「親の世代から特産品に育てようと栽培してきたユズを次の世代に伝えていきたい」と話した。

 ふたば未来学園高の生徒は双葉郡の特産品を使った商品開発に挑戦しており、収穫したユズはドレッシングやサイダーなどに加工し、販売を通して魅力を広める。