小高診療所、12月16日に診療開始 将来的な入院受け入れ検討

 

 南相馬市が同市小高区に整備を進めてきた、新しい市立総合病院付属小高診療所が来月16日に診療を開始する。レントゲン室や診察室を増やすなどして、地域医療を支える。

 診療所は旧小高病院の解体に伴い、市が2019年、小高保健福祉センターに暫定的に開所、診療を行ってきた。新しい診療所は旧小高病院跡地に建設され、医師は現在と同様、常勤1人、非常勤3人の4人体制。内科と外科のほか同区内の高齢化率を考慮し在宅診療も引き続き行う。延べ床面積は、解体せずに活用する旧小高病院の外来診療棟と合わせ565平方メートル。総事業費は約4億円。

 市は医師の確保を進め、将来的に入院などが可能な「有床診療所」に活用できるよう検討する。診療受け付けは平日の午前8時30分から同11時30分までと、午後2時から同4時30分まで。担当者は「今後も住民が安心して医療サービスを受けられるように努めていく」とした。