矢祭・高地原橋が完成、27日開通 19年の東日本台風で流失

 
27日に開通する高地原橋=矢祭町

 2019年の東日本台風で流失し、復旧工事が行われていた久慈川の高地原橋(矢祭町)が完成した。開通は当初22年春の予定だったが、町は27日に前倒しして開通する。時間は正午ごろを予定している。

 高地原橋は東日本台風の豪雨で流失し、その後に設けた仮橋も20年の大雨で流され、2度に渡って周辺の集落が孤立する被害に遭った。現在は新たな仮橋が架かり、常時通行できるようになっている。

 完成した橋は長さ67.4メートル、幅4.5メートル。災害による水位の上昇に備えるため、旧橋より1.5メートル高く設置した。復旧工事は県が代行して行い、大型重機などを活用し工期を短縮した。

 27日には現地で開通式を行う。台風で孤立した高地原地区に住む石井好美さん(52)は「橋が完成して大変うれしい。他の地域の人も安心して通れるようになって便利になると思う。工事に携わった方々にも感謝したい」と話した。