小児がん患者支援へ 喜多方・江井さん親子「ヘアドネーション」

 
髪を寄付した江井さん(右)と佑ちゃん

 喜多方市の江井(えねい)里美子さん(49)と長男佑(たすく)ちゃん(5)は20日までに、小児がんなどで髪の毛を失った子どもたちにウイッグ(かつら)を無償提供する「ヘアドネーション」に協力するため、同市のヘアーサロンおぐまで髪をカットした。

 江井さんは長男が心臓病だったため、福島医大で出産した。その後も病気がちで同医大に入院する日々が続いたことから、同じ病棟にいた小児がんの子やその母親らと交流した。「赤ちゃんだった長男を『かわいい』となでてくれる子もいて、元気をもらった」と振り返る。

 そこで、小児がんの子どもたちのため、少しでも役立てればと思い、長男と一緒に寄付できる長さ31センチ以上に髪を伸ばした。佑ちゃんもヘアドネーションのことを理解し、「また伸ばして寄付したい」と言っているという。

 カットした髪はヘアドネーション活動をする会津喜多方ライオンズクラブ(LC)に寄せた。同LCは2人に感謝状を贈る。