ほのかな香り漂わせ...古木弔う牡丹焚火 須賀川、俳句詠む愛好者も

 
赤々と燃える炎を見つめる市民ら=20日午後4時40分ごろ、須賀川市・須賀川牡丹園

 須賀川市の初冬の風物詩「牡丹焚火(ぼたんたきび)」は20日、同市の須賀川牡丹園で行われた。関係者が寿命を迎えたボタンの古木を燃やして弔った。

 市、同市の俳句団体桔槹吟社(きっこうぎんしゃ)、須賀川牡丹園保勝会の主催。樹齢を重ねて枯れたボタンや折れた枝をたいて弔う伝統行事で、環境省の「かおり風景百選」に選ばれている。

 赤々と燃え上がった炎が徐々に青紫色へと変わり、園内には古木のほのかな香りが漂った。牡丹焚火は俳句の冬の季語にもなっており、炎の周辺では俳句愛好者らが幻想的な情景を句に詠んで楽しんだ。