「通りに華やかさ必要」 福島・県庁通りアート展示

 
「通りには彩りや華やかさが必要」と作品展示の意義を話す中野理事長

 「とりどりのアート」実行委員会(福島民友新聞社、県などで構成)が福島市の県庁通り商店街で展開中の「商店街美術館」は、同商店街振興組合の協力で行われている。組合の中野義久理事長(42)に、とりどりのアート事業に賛同した思いなどを聞いた。

 ―事業協力の経緯は。

 「コロナ禍で商店街の集客が落ち込み、イベントも開催できていない中で、社会的意義を感じた。通りに彩りを与え、商店街の活性化にもつながる有意義な取り組みだ」

 ―県庁通り商店街では過去にマスキングテープを使ったアート事業も行われた。

 「文化、芸術を取り入れながらのまちづくりに興味があり、取り組んできた。通りには彩りや華やかさが必要で、それを見た人が感動してくれたらうれしい。これからも雰囲気を統一したまちづくりを進めたいと思っている」

 ―とりどりのアート事業には障害や多様性への理解というテーマもある。

 「芸術の中では障害の有無は関係ない。また、障害に限らず、ジェンダー平等などを『認め合う』『理解する』という社会の流れになってきて、成熟度が増してきていると思う」
10日まで展示

 同商店街での「商店街美術館」は12月10日(一部を除く)まで実施されている。