生徒のアイデアも反映...会津工高「新制服」 120年節目に一新へ

 
デザイナーの松倉さん(中央右)と新制服を考える生徒たち

 会津工高は、来年度の創立120周年の節目に合わせて制服を一新する。来年4月の入学生から着用される新制服の企画会議には生徒会のメンバーが参加しており、「後輩のために高校生の今しか着られないフレッシュな制服にしたい」とアイデアを出し合っている。

 同校によると、女子の制服は約50年前の共学化以来の刷新となる。大人だけで決めるのではなく、実際に着る世代の意見を取り入れるため、生徒も打ち合わせに参加している。

 打ち合わせでは、デザイナーの松倉久美さんが大まかにデザインした制服を基に、松倉さんと生徒会メンバー9人が話し合いを重ね、形や色、柄などを決めている。打ち合わせの最終回となった12日も、会津若松市の同校ではメンバーたちが真剣に意見を交わす姿があった。女子のネクタイの色やバッジの種類などに頭を悩ませ、妥協することなく考えをぶつけ合った。

 生徒会長の五十嵐理貴さん(電気科3年)は「自分たちが着ることはないからこそ、こだわって考えている。後輩たちには思いが詰まった制服を着てほしい」と託す。松倉さんは「毎回中身の濃い打ち合わせだった。春から誇りを持って袖を通してもらいたい」と話した。

 この日の打ち合わせでデザインを最終決定し、年内には完成品が届く予定。