木質バイオマスボイラー試験運用開始 道の駅喜多の郷・温泉施設

 
木質バイオマスチップを燃料としたボイラー

 森林資源を活用した事業を展開している会津森林活用機構は、福島県喜多方市にある道の駅喜多の郷の温泉施設「蔵の湯」に、木質バイオマスチップを燃料としたボイラーを設置した。12月中の本格稼働に向け、試験運用を始めた。

 木質バイオマスチップは会津13市町村の木材を原料にしている。石油燃料に比べ二酸化炭素(CO2)の排出量を削減でき、蔵の湯の場合、1年間でCO2の排出量を約8割削減できるとしている。今後、木質バイオマスチップと石油のボイラーを併用しながら温泉の温度管理や建物の床暖房などを行っていく。

 会津13市町村での木質バイオマスチップのボイラー設置も検討しており、唐橋幸市郎社長は「地球に優しいだけでなく、地元の森林資源を活用することで産業振興を図り、会津に普及させたい」と意欲を述べた。