清水潔氏、斎藤康氏、永山久夫氏受賞 県外在住功労者知事表彰

 

 県は26日付で、県外の各界で活躍する本県ゆかりの功労者をたたえる県外在住功労者知事表彰の本年度受賞者を発表した。元文部科学事務次官の清水潔氏(71)=横浜市在住、富岡町出身、元千葉大学長の斎藤康氏(79)=千葉市在住、福島市出身、食文化研究所長の永山久夫氏(89)=東京都練馬区在住、楢葉町出身=が受賞した。表彰式は12月1日、福島市で行われる。

 清水氏は1975(昭和50)年に文部省(現文部科学省)に入省。2004年には国立大を法人化し民間的経営手法を導入するなど、大学運営システムを改革した。10年の事務次官就任後に発生した震災、原発事故では、避難地域の学校再開、子どもたちへの心のケア対策など教育環境の改善、再興に大きく寄与した。

 斎藤氏は医師としてメタボリックシンドロームに関連する分野を研究。高コレステロール血症治療剤を開発するなど動脈硬化、肥満の分野で多くの功績を残した。08年には千葉大学長、14年には千葉市病院事業管理者に就任。現在は未来医療教育研究機構特別顧問、日本肥満症予防協会副理事長を務めている。

 永山氏は古代から明治まで各時代の食事復元研究に携わり、NHK大河ドラマでは主人公の食膳を再現するなど食文化研究の第一人者として活躍。19年には「会津サムライめし」を再現し、福島の食文化や歴史を全国に発信した。長寿食や健脳食の研究者でもあり、日常の食事と寿命について多角的に研究している。