将棋の力は全国レベル、いわきの園児...急成長、連盟東北研修会へ

 
「強い相手と対局するのが楽しみ」と話す道士ちゃん

 いわき市の鈴木道士(なおし)ちゃん(6)は、仙台市で開かれている日本将棋連盟東北研修会に今月28日から参加する。7日の県アマ将棋選手権初段以下戦では幼稚園児ながら準優勝した道士ちゃん。東北各地から実力者たちが集まる研修会を前に「強い相手と対局するのが楽しみ」と話す。

 道士ちゃんは4歳から地元の将棋教室に通い始め、本格的に大会へ参加したのは今年6月のJT主催のこども大会東北大会から。その後は県アマ将棋選手権に続き、きたかた喜楽里杯将棋大会ではDクラスを制した。

 父の俊之さん(44)は「積み木やブロックなどいろんな物を与えた中に将棋があった。一緒に将棋を指せたらいいなと思っていたが、今は全くかなわない」と話す。将棋の戦法の矢倉や囲いを覚えるようになって急速に強くなったという。

 同連盟県支部連合会副会長の木村秋善さん(73)は「普通の子どもは直線的な読みだが、鈴木君は相手を受け流すこともできる柔らかな読みが魅力。今でも低学年の部で全国大会優勝できる実力はある」と太鼓判を押す。

 「相手が考えている間に(自分がその先を)考えるのが楽しい」という道士ちゃんは、いわき市で先月行われた竜王戦第3局の大盤解説にも足を運んだ。今は動画投稿サイト「ユーチューブ」で憧れのプロ棋士の動画を見たり、自分で詰め将棋を考えたりするなどして、日々精進している。