複合型土地利用で検討委設置 須賀川市「牡丹台アメニティ地区」

 

 須賀川市は市が整備を進める区画「牡丹台アメニティ地区」について、農業の担い手減少や耕作放棄地の増大などの課題解決や地域活性化につながる土地利用を進める。2023年度以降の用地・施設整備に向けて市は24日、市や学識者らで構成される公民共同検討委員会を設置した。

 同地区は須賀川牡丹園周辺の約10ヘクタールの区域で、市は道の駅設置を前提に整備を進めている。市が市場調査を進めたところ、情報通信技術(ICT)を活用したスマート農業や再生可能エネルギーの導入などを求める提案があり、道の駅を生かした活用策を官民一体で検討しようと委員会を設けた。

 委員会は、市と農業、再生エネルギー関係事業者、福島大食農学類、金融機関などで組織。会合や先進地の視察などを行い、来年度中に地区整備の基本構想や基本計画を策定する予定。

 市民交流センター「テッテ」で開かれた初会合では、委員長を務める市の佐久間貴士経済環境部長が「地域の農業を取り巻く現状は厳しい。道の駅を生かしつつ、複合型の土地利用を進めたい」とあいさつした。その後、委員らは同地区で現地視察を行った。