小名浜に公民連携ラーメン店、「やま鳶」移転 子ども食堂も運営

 
「地域の皆さんに喜んでもらえる店にしていきたい」と語る曲山代表(右)と真美さん

 いわき市平のラーメン店「創作麺やま鳶(とんび)」は10日、同市小名浜に移転して「いわきと創作らぁ麺やま鳶」としてオープンする。同店は小名浜地区保健福祉センターと協力して「子ども食堂」の運営を予定するなど、公民連携の地域密着型店舗として事業を展開する予定だ。曲山修太代表(38)は「地域の皆さんに喜んでもらえる店にしていきたい」と意気込む。

 創作麺やま鳶は2017(平成29)年7月、同市小島町に開店し、無添加のラーメンを提供してきた。19年には同市平に移転し、市内の農家などと連携して地元食材を使ったラーメンを開発したほか、子ども食堂を始めるなどさまざまな事業に取り組んだ。

 移転先の小名浜の地で曲山さんが目指すのは、地域活性化など活動の拠点となる「コンセプトストア」となることだ。開店当初から、妻で女将(おかみ)の真美さん(26)と温めてきた構想だった。新店舗では「フードドライブ」事業を行う市内コンビニなどの協力を受け、生活に困っている人々に無償で食料品を提供する取り組みを展開する。また、市内の企業と連携して地元の食材を活用し、同市の魅力をPRできる商品開発などにも挑戦し、県外からの観光客にも同市の良さを発信したいという。

 店ではこれまでに市内農家などと地元食材を生かして開発した「いわきサンシャインラーメン」などを提供するほか、朝はパンとコーヒーを楽しめるカフェとしても営業する。

 2人は「地域の皆さんの役に立てるよう、長く頑張っていきたい」と決意を新たにする。

 新店舗の住所はいわき市小名浜花畑町47の8。カフェ営業時間は午前7~10時。ラーメン店は午前10時~午後8時。火曜日定休。