大作パズル展、左手だけで 小出さん、半身まひ乗り越え

 
「パズルのおかげで人生が明るくなった」と話す小出さんと、完成させたパズル

 脳内出血に伴う障害を乗り越え、ジグソーパズルを続けている須賀川市の小出桂子さん(63)は来年1月31日まで、同市の国分内科クリニック内「六点美術館」で自身が完成させたパズル展を開いている。「パズルと出合って人生が明るくなった。見た人に希望を持ってほしい」と話す。

 小出さんは10年前、仕事中に脳内出血を発症して右半身にまひが残った。リハビリをしていた時、看護師から「好きなことを見つけた方が良い」と助言を受けて趣味を探し、ジグソーパズルに巡り合ったという。

 まひのない左手でパズル制作に取り組む中で、300ピースほどのパズルでは物足りなくなり、次第に千ピースの大きなパズルに挑戦するようになった。「全体を見て、手に取ったピースがぴったりはまった時がうれしい」と魅力を語る。

 今回は、好きな影絵作家藤城清治さんの絵などのパズル12点を、パズルごとの好きな部分や苦労話をまとめた自作の文とともに展示している。「一つ一つやれば最後に大きなものができる、というパズルの楽しさを伝えたい」と来場を呼び掛けている。

 時間は午前8時30分~午後5時30分(土曜日は同0時45分)。日曜日、祝日は休み。問い合わせは同クリニック(電話0248・73・1155)へ。