環境配慮の塗装工場を新設 福島・OKIシンフォテック

 
OKIシンフォテックが整備した新たな塗装工場

 沖電気工業の子会社で板金塗装などを手掛けるOKIシンフォテック(福島市)は、福島市笹木野の本社に塗装工場を新設した。馬田宗明社長は16日、福島民友新聞社の取材に「品質の良いものを早く安く製造できる。環境に配慮している点もアピールし、ビジネス拡大を目指す」と述べた。

 社内の配置を整理し、塗装ブースや乾燥炉を大型化した。11月上旬から稼働を始め、生産能力は従来と比べて2倍に増強。塗装品を含む板金事業の売上高を本年度の20億円から来年度に30億円まで増やす目標を掲げている。

 塗装工場のエネルギーは電気で賄い、ガスや重油を使用しなくなったことで、二酸化炭素(CO2)の排出量を大幅に削減した。

 同社は沖電気工業の子会社2社が合併し、昨年4月に誕生した。主力の一つの板金事業では設計や部品加工、塗装、組み立て・配線などを一貫して手掛け、鉄道駅の表示器や防災無線、電気自動車(EV)に欠かせない充放電器などを製造している。