鎮魂と古里再生願う「光のモニュメント」 師走の夜空青く貫く

 
古里の再生への願いを込め夜空と「精霊の木」を照らすサーチサイト=19日午後5時55分ごろ、南相馬市小高区

 東日本大震災による、犠牲者の鎮魂と古里再生の願いを光に込めるイベント「光のモニュメント」は19日、南相馬市で始まった。1本のサーチライトが、同市小高区の牧草地の丘に立つカキの木「精霊の木」と師走の夜空を青く貫いた。

 同市合併前の旧原町市のシンボルだった、高さ約200メートルの原町無線塔を光で再現するイベント。来年3月12日まで相双地方の10カ所で行われる。

 主催の光のモニュメント実行委の須藤栄治委員長は「震災から10年が過ぎ、新たな年を迎えようとする中、これまでの鎮魂と再生から、さらに繁栄への願いも込めて、皆さんの希望の光になれば」と話した。次回は24、25の両日、双葉町のJR双葉駅前のキッチンたかさき跡地で午後5時~同7時に行われる。富岡町の諏訪神社では31日午後11時~元日午前1時に実施する予定。問い合わせは実行委事務局(電話090・4043・5753)へ。