憧れた祖父の絵柄...若元春に化粧まわし 後援会が贈呈へ

 
渡辺会長から化粧まわしの目録を受け取る若元春(右)=22日午後、福島市

 大相撲初場所(来年1月9日初日・両国国技館)の新入幕を確実にしている若元春(学法福島高卒、荒汐部屋)への化粧まわし贈呈式が22日、福島市で行われた。大相撲大波三兄弟福島後援会は、若元春の祖父で元小結若葉山の化粧まわしを再現したものを後日贈る予定で、若元春は「小さい頃から憧れていた。この化粧まわしに負けない成績を残したい」と喜びを語った。

 式では、後援会の渡辺博美会長(福島商工会議所会頭)が「来場所の土俵入りが楽しみ。3兄弟が大活躍して来年中に3人同時関取となれるよう一生懸命応援したい」とあいさつし、目録を手渡した。作田謙太郎幹事長と、若元春の父大波政志さんが同席した。

 化粧まわしの絵柄は、若元春本人が若葉山と同じものを希望した。獅子を想起させるデザインで、現在作製中。完成後、来場所の土俵入りでお披露目される予定だ。

 若元春は力士3兄弟の次男。十両筆頭で臨んだ九州場所で11勝4敗の好成績を収め、来場所での幕内昇進が確実視されている。番付発表は24日。三男が前頭の若隆景(東洋大卒、荒汐部屋)で、長男の若隆元(学法福島高卒、荒汐部屋)は幕下二十八枚目。

 「自分の相撲できてきた」

 若元春は福島民友新聞社などの取材に化粧まわしに寄せる思いなどを語った。

 ―化粧まわしの絵柄は自ら希望した。
 「祖父の化粧まわしは実家に飾られてあり、物心ついた時から憧れだったのでお願いした。(祖父が)小結まで昇進した意味を考え、これから頑張らないといけない」

 ―九州場所を振り返って。
 「千秋楽で苦手意識のあった炎鵬に勝てた。左四つを得意とする自分の相撲ができるようになってきた」

 ―新入幕を確実とする今の心境は。
 「目の前のことに一日一日必死に取り組んだ結果。ますます頑張るだけ」