地域の食文化伝承 福島市吉井田住民に料理レシピとポスター配布

 
地域の食文化を掲載したポスターを手にする片平会長(左)と油井実行委員長

 地域に伝わる食文化を伝承し、健康づくりの一助にしようと、福島市吉井田地区自治振興協議会が季節ごとの料理を掲載したポスターとレシピ集を作製した。地域住民に配布し、次世代に食と健康の大切さを伝えていく。

 市が取り組む「地域の個性を生かしたまちづくり計画推進事業」の一環。2019年に実行委員会を組織し、地域に伝わる食文化について住民からアンケートや聞き取りなどを行った。

 調査の中で、枝豆の消費量が多いことや、ウコギを使った混ぜご飯「うこぎご飯」を食べる文化があることなどが判明。調理実習をし、ポスターにまとめた。地区内で生活習慣病対策が必要なことから、メニューは減塩にしている。

 ポスターとレシピ集は同地区で23日に配布される予定の「市政だより」とともに全戸配布するほか、小中学校などにも配布する。同協議会の片平純会長は「地域の伝統食を作ってみようという人が一人でも二人でも出てくれれば」と期待し、油井妙子実行委員長は「毎日の暮らしの中で、減塩などを取り入れるヒントになれば」と話している。