自然体験充実へ協定 楢葉町と大阪・モンベル、観光の魅力高める

 
協定書を取り交わす松本町長(右)と辰野会長

 楢葉町と、アウトドア用品大手のモンベル(大阪市)は23日、町の豊かな自然環境を生かした自然体験活動の促進に関する協定を結んだ。町を代表する観光名所、天神岬スポーツ公園の魅力を高めるなど交流人口の拡大や移住者の増加につなげる。

 町は同社からの提案や助言を踏まえ、公園全体の魅力向上に向けたグランドデザイン(全体構想)を策定する方針。公園から一望できる太平洋をはじめ町内の山や川を舞台に、釣りやキャンプ、登山など広く関心を引き寄せるイベントも企画する。町はにぎわいの再生に向けた移住施策を強化しており、担当者は「モンベルと連携することで充実した余暇の過ごし方を提案し、移住の促進につなげたい」としている。

 大阪市のモンベル本社で行った締結式で、松本幸英町長と同社の辰野勇会長が協定書を取り交わした。松本町長は「自然体験活動の充実は町民の生活の質の向上にもつながる。モンベルの専門的な知見を生かしたい」と話した。辰野会長は「アウトドアの拠点として公園の整備などに関わり、風評を払拭(ふっしょく)していくことはモンベルとしても光栄」と述べた。