新嘗祭に新穀献納を知事に報告、南相馬・水谷さんと塙・小松さん

 
内堀知事に「天のつぶ」を贈る水谷さん(中央)と小松さん(左)

 宮中の恒例行事「新嘗祭(にいなめさい)」に新穀を献納した水谷隆さん(南相馬市、飯崎生産組合代表)と小松孝行さん(塙町)は23日、県庁に内堀雅雄知事を訪ね、栄誉を報告した。

 東京電力福島第1原発事故で避難指示が出た区域で初めての献穀者となった水谷さんは「震災から10年が過ぎ、ようやく納めることができた。少しでも風評被害がなくなれば」と願い、小松さんは「責任の重大さを痛感しながら心地よい緊張の中で栽培した。無事納めることができてほっとしている」と語った。

 内堀知事が伝達書と杯、県からの記念品のきり箱を贈呈した。2人はそれぞれが献穀田で収穫した「天のつぶ」を内堀知事に手渡した。

 飯崎生産組合の池沼義治取締役と南相馬市の林秀之副市長、小松さんの妻愛子さん、塙町の宮田秀利町長が一緒に訪れた。