疫学調査応援へ職員研修、福島市 コロナ感染再拡大備え体制強化

 
聞き取り調査の演習に取り組む市職員

 新型コロナウイルスの感染再拡大に備えようと、福島市は、感染拡大時に市保健所に疫学調査などについて学んだ市職員156人を業務応援のため派遣する体制を整えた。24日には市保健福祉センターで、応援職員約60人への第1弾の研修を行った。

 市保健所は保健師らが感染者や濃厚接触者の感染経路を調べる疫学調査を徹底している。だが、8月の感染者は366人に上り、疫学調査やPCR検査の日程調整に時間を要し業務が逼迫(ひっぱく)した。このため市は疫学調査人員を手厚くする体制強化を図る。

 研修では、中川昭生保健所長が新型コロナの現状について講話。疫学調査の目的や流れ、業務のポイントなどを学んだ。最後に2人一組になって聞き取り調査の演習を行った。参加した職員は「感染拡大を抑えられるよう保健所業務をサポートしたい」と語った。

 市は来年1月までに残りの応援職員に研修を行っていく。研修を受けた職員は感染の拡大状況に合わせて市保健所に派遣され、業務に当たっていく。