なりすまし1000万円被害 福島の70代男性、賠償・示談金名目

 

 福島市の70代男性が賠償金や示談金を受け取れるというメールを信じ、現金計約1000万円をだまし取られていたことが27日、福島北署への取材で分かった。金融機関などが「詐欺ではないか」と警察署への相談を促していたが、男性は聞く耳を持たなかったという。同署は「なりすまし詐欺」事件として調べている。

 同署によると、男性は今年5月ごろ~今月20日ごろまでの間、パソコンに届いた「賠償金12億3000万円を受け取ってもらいたい」などと書かれたメールや消費者庁や弁護人などを名乗り「利用していたサイトは詐欺サイトだ。摘発され、犯人からの示談金がある」などのメールを信じ、手続き費用として福島市の金融機関から指定された口座に現金計約200万円を振り込んだほか、同市のコンビニで電子マネー計約800万円分を購入し、カード番号を伝えたという。

 同署によると、男性は数十回にわたり現金を振り込んだり電子マネーを購入したりしたという。男性が20日に同署へ届け、発覚した。