会津大仏、きれいに「御身拭い」 願成寺、1年間の汚れ落とす

 
仏像の汚れを丁寧に落とす檀家ら=喜多方市・願成寺

 喜多方市上三宮町の願成寺は27日、会津大仏として知られる同寺の国指定重要文化財「木造阿弥陀如来坐像(ざぞう)」のすすを払う「御身拭(おみぬぐ)い」を行い、檀家(だんか)らが1年間の汚れを落とした。

 大仏は、両脇に観音菩薩(ぼさつ)、勢至菩薩を従え、鎌倉時代の作とされる。集まった檀家らが高さ約2.4メートルの仏像に付いたほこりや汚れを丁寧に拭き取った。

 同寺は新型コロナウイルスの影響で、大みそかの練供養(念仏行道)の規模を縮小するが、除夜の鐘などは例年通り行う予定。副住職の願誉高範(がんよこうはん)さん(42)は「新型コロナに振り回される1年だったが、来年こそは日常が戻るよう願いたい」と話した。