有効求人倍率1.31倍 福島県内11月、判断を維持

 

 福島労働局が28日発表した11月の雇用情勢によると、県内の有効求人倍率(季節調整値)は1.31倍で前月を0.02ポイント上回った。労働局は「引き続き求人が求職を上回って推移しており、一部に持ち直しの動きが見られる」として判断を維持した。

 有効求人倍率は2カ月ぶりに1.3倍台となった。正社員有効求人倍率は5カ月連続で1倍を上回り、有効求人数は3万6808人(前月比2.4%増)、有効求職者数は2万8122人(同0.9%増)だった。

 主要7業種の新規求人数を見ると、製造業、運輸業・郵便業、卸売業・小売業、医療・福祉、サービス業の5業種で前年同月を上回った。

 労働局は新規求人の動向に業種間の差があり、新型コロナウイルス感染症の状況によっては、人材需要の回復が遅れることも懸念されるため「影響に注意する必要がある」としている。

 新規高卒者の就職内定率も発表し、11月末現在で91.4%(前年同期比6.0ポイント増)だった。求人数は8191人で求職者は3827人、求人倍率は2.14倍。

 業種別求人数は製造業が2936人と最多で、建設業1774人、卸売業・小売業1152人の順。