「会津本郷焼」米に初出品、NYで展示会 12窯元が魅力発信

 
米国ニューヨークで開催された会津本郷焼の展示会

 会津美里町の会津本郷焼事業協同組合は、米国ニューヨークで開かれた展示会に会津本郷焼を出品した。米国に出品、展示するのは初めてで、海外への販路拡大に向けて来場者に魅力を発信した。

 組合は会津本郷焼の伝統を未来に残すため、2015年ごろから洋風の生活に合わせた食器作りにも力を入れている。展示会は日本貿易振興機構(ジェトロ)の海外展開支援事業の支援を受けて開催し、加盟する12の窯元が湯飲みや土瓶といった伝統的な和食器のほか、西洋風にアレンジされたディナーセットなどを出品した。

 期間中、会場と町をオンラインでつなぎ、窯元の一つである流紋焼で実際に焼き物を制作する様子も紹介した。来場者からは「技術とデザインが美しい」「新鮮で興味深い」などといった声が上がった。組合は展示会で得た会津本郷焼への印象や評価を基に、海外進出へさらなる可能性を探る。

 会津本郷焼は、約400年前に会津の領主だった蒲生氏郷が瓦工を招いたのが始まりとされる。20年には特許庁の地域団体商標を取得した。