「ヒシの実」商品開発で受賞 猪苗代の長友さん、SDGs貢献

 
開発中の「ヒシ茶」のパッケージとヒシの実を手にする長友さん

 ヒシの実の商品開発に取り組む猪苗代町地域おこし協力隊の長友海夢(ひろむ)さん(26)が、持続可能な開発目標(SDGs)の活動を支援する「SDGsリーダーシッププログラムin東北」で「TOMODACHI GO ABROAD賞」を受賞した。長友さんは「活動の励みになる」と喜びを語った。

 次世代のリーダー育成を目指す米日カウンシルと在日米国大使館による官民プログラム「TOMODACHIイニシアチブ」の主催。東北を舞台にしてSDGsや地域課題に取り組む若いリーダーを育てるためのオンライン講義が昨年8~12月に開かれ、長友さんは優秀な成績を収めた5人のうちに選ばれた。

 長友さんは猪苗代湖に大量発生する水草「ヒシ」の実に注目して商品開発に取り組む。ヒシは枯れると腐敗してたまることから水質悪化の一因とされるが、長友さんは「厄介物のヒシの実を名物にしたい」と20年から活動している。

 これまでに果肉を乾燥させて真空パックにした「乾燥ヒシの実」を商品化した。現在は「ヒシ茶」の開発に取り組んでおり、2月の販売を予定している。長友さんは「今回得ることができた体験や知識を生かして、持続可能な事業としてヒシの実の商品を定着化させたい」と話している。