福島県内2日間で9人感染 12月は36人、年末年始増加傾向

 

 県は1、2の両日、県内で新たに9人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。昨年12月31日に3人、今月1日に6人が陽性と判明した。県内の感染確認は10日連続で、累計は延べ9529人となった。

 昨年12月の感染者数は36人で、昨年1年間の月別では11月の4人に次いで少なかった。ただ県は、年末年始にかけて増加傾向が見られるとともに、県内でも新変異株「オミクロン株」が確認されたことなどから、県民に対し、改めて基本的な感染防止対策の徹底を求めている。

 2020年3月の県内初確認以降、20年は956人の感染が確認されたが、第3、第4、第5波が到来した21年の感染者数は8567人に上った。

 新たに陽性と判明した9人の内訳は、郡山市5人、会津若松市3人、県外1人。県は9人の検体について県衛生研究所でゲノム解析を進めているが、デルタ株の可能性が高い「L452R」変異が確認されており、県は「オミクロン株の可能性は極めて低い」とする。

 1日現在の入院者は27人で、病床使用率は3.7%。2人が自宅療養している。県によると、1日までに新たに2人が退院したという。

 郡山市職員1人感染

 郡山市は2日、国民健康保険課に勤務する20代男性職員1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。男性は昨年12月27、28の両日、同課の窓口業務を担当していたため、市は両日に窓口に来庁した市民で、風邪などの症状がある場合には「受診・相談センター」に相談してほしいと呼び掛けている。

 市によると、男性は12月31日、同居する家族が陽性となったことから、濃厚接触者としてPCR検査を受け、今月1日に陽性が判明した。12月29、30日は閉庁期間のため、出勤していない。

 市はすでに窓口やトイレなどの消毒や、同課職員約60人のPCR検査を実施している。4日からは、検査で陰性が確認された職員で通常業務を行う。

 相談は受診・相談センター(フリーダイヤル0120・567・747)へ。

■福島県内の新型コロナウイルス発生状況