「未来支援」と「地域創造支援」4月統合、福島大が新センター設立

 

 福島大は4月、震災と原発事故からの復興支援を担う「うつくしまふくしま未来支援センター」と、企業や自治体との共同研究・受託研究の窓口となっている「地域創造支援センター」を統合し、地域支援を担う新組織「地域未来デザインセンター」を設立する。三浦浩喜学長が5日、大学の定例記者会見で発表した。

 二つのセンターの機能を継承しつつ、新たにデータサイエンス部門やスマートシティー部門を設け、まちづくりなどに研究面から貢献する新しい地域支援の機能を持たせたい考え。設立後、キャンパス内に施設を整備し、来年4月に本格的に発足させる。施設はキャンパス内の既存施設を活用する方針。

 うつくしまふくしま未来支援センターは震災直後の2011(平成23)年に設立され、震災の影響を受けた子どもに対する支援や浜通りの地域復興支援を担ってきた。

 地域創造支援センターは01年に発足し、企業・自治体と大学の研究者を結び付けてきた。新センターには大学の教員が兼務で所属し、地域振興につながる研究に当たる。三浦学長は「新たなセンターを活用し、これまで自治体などと比べて弱かった民間企業との連携について強化していきたい」と語った。