ひょっとこ登場、1年の幸福を願う 本宮「八ツ田内七福神舞」

 
五穀豊穣や家内安全などを願って披露された七福神舞=本宮市

 福島県本宮市白岩の塩ノ崎地区に伝わる正月の伝統行事「八ツ田内(やっとうち)七福神舞」は7日、同地区の集会所で行われ、七福神などに扮(ふん)した一行が舞を繰り広げ、地域住民の五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全を祈願した。

 七福神舞は350年以上続く伝統行事で市無形民俗文化財に指定されている。例年は保存会が地区内の民家で舞を披露しているが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため、集会所で保存会関係者のみで行った。

 最初に地域の子どもによる七福神が笛や太鼓などのおはやしに合わせて現れ、踊りを披露した。

 その後、2人のひょっとこが登場し、養蚕で使う「まぶし」を編む様子などを滑稽な所作を織り交ぜて演じ、1年の福を願った。