福島県産あんぽ柿180キロ、UAEへ 初の中東向け本格輸出

 
UAEに輸出される県産あんぽ柿

 福島県は今月末から、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに県産あんぽ柿180キロを輸出する。中東向けの本格的な輸出は初めてで、世界中から人や物が集まるドバイから、中東各地や欧州での市場拡大につなげる考え。

 県によると、中東では、ドライフルーツを食べる文化があり、あんぽ柿の需要も可能性があるという。県は、2年前からドバイ輸出に向けて、品質確保や輸送方法の確立、販売先の確保などについて調整してきた。今回輸出されるあんぽ柿は、2月から現地のレストラン5~10店で提供されるほか、スーパーで試食販売が行われる。また、2月13日から現地で開かれる食品見本市に出品される。

 7日は、伊達市のJAふくしま未来あんぽ工房で、担当者がパック詰めされたあんぽ柿に、原料などがアラビア語と英語で記されたシールを貼り付けた。今後、あんぽ柿は冷凍され、船便と空輸で輸出されるという。

 UAEに向けては昨年夏に、県産モモ計200キロが震災後初めて輸出されている。