アマキックボクシング・山崎さんが全国V 世界一へ闘志燃やす

 
「キックボクシングで世界チャンピオンになりたい」と闘志を燃やす山崎さん

 昨年12月に千葉県で開かれたアマチュアキックボクシング全日本選手権で、福島市の山崎湊さん(16)=学法福島高1年=は一般男子・55キロ級で優勝を果たした。前回大会まで出場していた15歳以下・55キロ級での優勝を含めて全国3連覇を達成し、「キックボクシングで世界一になってチャンピオンベルトを取りたい」と闘志を燃やす。

 キックボクシングとの出合いは小学3年生の時。空手を習っていたが「もっと強くなりたい」という思いから始めた。中学2年生でプロ選手を目指してキックボクシング一本に絞り、現在は両親が経営する同市森合の「マックスファイティングスポーツジム」で汗を流す。週1回さいたま市に出向き、プロキックボクサーでISKAムエタイ世界バンタム級王者の志朗選手(28)とトレーニングを行うなど、第一線で活躍するプロに刺激を受ける日々だ。

 大会では全国各地の予選を勝ち抜いた7人がトーナメントで対戦。優勝候補や年上が相手でも、パンチを軸に果敢に攻めて戦う強みを生かして頂点に立った。「一発逆転もあるので最後まで試合展開が読めない。入場から戦い方まで選手の個性が光る」とキックボクシングの魅力を語る。

 これまでの試合成績や技術、体力がプロでも通用すると主催者に認められると、プロデビューすることができる。山崎さんは実績を着実に積み上げており、プロへの道は目前に迫っている。夢に向かってひたむきに取り組む姿に両親も期待を寄せ、全国各地で行われる大会に共に遠征するなど山崎さんを全力でサポート。山崎さんは、両親や地元の応援を力に変え、強い思いを試合でぶつける。