相馬市、高齢者のワクチン3回目接種開始 交互接種も実施

 
内部を二つに仕切って、接種するワクチンの種類によって出入り口も別にした接種会場=相馬市・スポーツアリーナそうま

 相馬市は10日、新型コロナウイルスのワクチン接種で、一般の高齢者(65歳以上)を対象にした3回目の集団接種を始めた。今回は、これまでの集団接種で使用していない米モデルナ製ワクチンを活用した交互接種も実施する。初日は米ファイザー製、モデルナ製を各200人、計400人に接種した。希望者への接種は今月中にほぼ完了する見通し。64歳以下の3回目接種は来月にも実施する。

 市の調査では、接種する意向を示した65歳以上の8597人(7日現在)のうち、68%がファイザー製を希望した。ただ、全体の半数程度が、接種が1カ月以上遅れる可能性がある場合には、希望と異なるワクチンでも構わないと回答している。

 同市によると、今月中に18歳以上の3回目接種の相当量となる2万7000回分が国から配分される見通し。このうち、ファイザー製は6割、モデルナ製は4割程度になる予定で、市はワクチンの供給状況などを見極めながら調整し、早期の接種完了を目指す。

 接種会場では、複数の種類のワクチンを取り扱うことで生じる混乱を防ぐため、内部を二つに仕切り、出入り口も別にした。立谷秀清市長は「オミクロン株が押し寄せる中、できるだけ早く3回目接種を完了させたい」と話した。