「20歳+1」、1年越し...僕らの成人式、喜多方で有志手作り企画

 
20歳プラス1歳のポーズで記念撮影する星さん(左)ら実行委メンバー

 新型コロナウイルスの影響で成人式が中止となった昨年度の喜多方市の新成人が10日、同市の喜多方プラザで「僕らの成人式」を開いた。「昨年は式がなくなって悔しかった。なら自分たちでやろうと思った」。福島大2年の星拓真さん(20)らは、手作りの式を目指し、実行委員会を組織して準備を進めてきた。参加者は1年越しに友人と再会し、成人となった思いなどを語り合った。

 星さんを実行委員長にしたメンバーらは、SNS(会員制交流サイト)などを使い、対象となる同級生に連絡を取って企画を練り上げてきた。迎えた自主成人式には、約490人の対象者のうち約100人が参加。中学校の恩師が来賓として出席する前で、代表の4人が成人の誓いや主張などを発表した。

 実行委員の明星大3年の石崎麦さん(21)は「星さんが声を上げてくれたから実現できた」と感謝する。星さんは「成人式が中止になったからこそ、自分たちで企画運営することができた。この経験を生かし、責任感を持った大人になりたい」と誓った。

 東京都で働く冨田未来さん(21)は「新型コロナの影響で昨年は帰省できなかった。式を開いてくれてうれしかった」と久しぶりの友人との再会に感激していた。