21年の県内倒産50件、前年比22件減も負債は倍増 帝国データ調べ

 

 帝国データバンク福島支店がまとめた昨年の県内企業倒産集計(負債1000万円以上)によると、昨年1年間の県内企業の倒産件数は前年比22件減の50件だったが、負債総額は大型倒産の発生に伴い同54億3100万円増の119億2300万円に膨らんだ。

 業種別で見ると、建設業は昨年2月の本県沖地震などによる復旧関連の工事が下支えとなって12件(前年比10件減)、小売業は巣ごもり需要を背景に6件(同6件減)にいずれも減少した。一方で、製造業は9件(同4件増)、卸売業は7件(同3件増)だった。

 福島支店は昨年12月の県内企業倒産集計もまとめた。倒産件数は5件(前月比2件減)、負債総額は13億8200万円(同7億1000万円減)だった。

 県内景気2.5ポイント下落、3カ月ぶりに悪化

 帝国データバンク福島支店が11日発表した昨年12月の景気動向調査によると、本県の景気動向指数(DI)は前月比2.5ポイント下落の41.9となり、3カ月ぶりに悪化した。

 業界別では、小売りが8.9ポイント上昇の42.2となり、昨年3月以来の40台に改善した。建設は4.0ポイント下落の48.8、製造は3.5ポイント下落の42.2に悪化した。企業からは「原材料の高騰が続いている」「自動車産業の部品不足が懸念」などの声があった。

 12月の全国の景気DIは0.8ポイント上昇の43.9。