郡山「市中感染の可能性」 福島県内3市でオミクロン株確認

 

 福島県内でこれまでに新型コロナウイルス新変異株「オミクロン株」の感染が確認された26人のうち4人が郡山市、別の4人がいわき市、2人が福島市の在住だった。各市が11日、発表した。このうち、郡山市の担当者は「空港検疫とは異なる経路で感染している場合があり、市中感染が始まった可能性がある」としている。

 郡山市によると、昨年12月26日~今月9日に市内で新型コロナ感染が確認された42人について、市保健所などで、デルタ株の可能性が高い「L452R」変異株のPCR検査を実施。この検査で陰性だった22人は、オミクロン株に感染している可能性があるとして、県衛生研究所で検体をゲノム解析した結果、4人がオミクロン株であることが分かった。今後、残りの解析結果も明らかになるという。

 いわき市の4人はいずれも感染経路は県外で、担当者は「市中感染の可能性は極めて低い」としている。市は今月4~10日に25人について「L452R」変異のPCR検査を実施。陰性だった18人はゲノム解析を行った結果、4人がオミクロン株だった。残る14人の解析も進める。

 福島市は昨年12月30日~今月9日に新型コロナ感染が分かった8人のうち、「L452R」変異の検査で陰性だった7人はゲノム解析を行ったところ、2人がオミクロン株と判明した。残り5人は解析中。

 ■福島県内の新型コロナウイルス発生状況