福島の編み物おじさん、かぎ針編みで「寅」作品、本業は建設業主

 
自作した編みぐるみを見つめる菅野さん

 福島市内の雑貨店で、今年の干支(えと)の寅(とら)をモチーフにした編みぐるみが話題になっている。

 作っているのは同市で建設業を営む菅野聡さん(56)。「子どもの頃からプラモデルなどものづくりが好きで、その延長線上で続けてきたのがたまたま編み物だった」という。20代で編み物を始め、棒針でセーターなどを編んできたが、15年ほど前からはかぎ針編みに挑戦してきた。さまざまな作品を作り、家族や知人に贈っていたという。

 転機は4年前。中学校の同級生で、市内で雑貨店「ドロップス」を営む下釜典子さん(56)と再会した時、「店に置いてみたら」と勧められた。

 干支をモチーフに作品を作って納品すると完売。その後も毎年干支の編みぐるみを作り、同店では「編み物おじさん」の愛称で親しまれるまでになった。

 「図面を描いてそれを3次元化するのは、仕事(建設業)と一緒。細かく手を動かすのは認知症予防にもなるしね」と笑顔で話す。トラの編みぐるみは1320円。同店で購入できる。問い合わせはドロップス(電話024・533・2928)へ。