住宅に水掛けて無火災祈願! 南相馬で天下の奇祭「火伏せ祭り」

 
無火災と新型コロナ収束を願った「火伏せ祭り」

 南相馬市鹿島区の鹿島御子神社に「天下の奇祭」として伝わる「火伏せ祭り」が9日、同区の中心市街地で開かれ、無火災と新型コロナウイルスの収束などを願った。

 新型コロナの影響で昨年に続き規模を縮小して開催した。参加者たちは「火伏せ!」と声を上げながら沿道の住宅などに水を浴びせて練り歩き、地域の無火災を祈願した。

 約1200年前から伝わる伝統行事で、全国でも珍しい鎮火の祭事。民衆を苦しめた大六天魔王が鹿島区に火を放った際、鹿島大神の使いのシカが火を鎮めたのが由来とされている。

 地元消防関係者、神社総代ら約30人が神事の後、市街地を回った。

 法被姿の男衆が、ひしゃくで民家などに水を掛けた。