ボランティアで点訳・音訳に尽力 県内の2人に厚労大臣表彰伝達

 
賞状を受けた鷺さん(左)、長林さん

 本年度のボランティア功労者厚生労働大臣表彰を受賞した、いわき市の鷺(さぎ)シヅエさん(81)、郡山市の長林かよ子さん(73)への賞状伝達式は11日、福島市の県点字図書館で行われた。視覚障害者への情報提供に長年尽力する2人は「皆さんに助けられて続けることができた。今後もできる限り続けていきたい」などと喜んだ。

 鷺さんは1985(昭和60)年から点訳点訳校正に携わる。20歳を過ぎたころに点字の存在を知り、興味が湧いて点字を覚えた。苦労もあるが、完成した冊子をみると喜びを感じるという。郡山市の小中学校などで読み聞かせ活動も行っている長林さんは1998(平成10)年から音訳を担当。相手に聞き取りやすいように、そしてアクセントに注意しながら活動している。

 式では、長谷川守県障がい福祉課長が2人に賞状と記念品を手渡した。県視覚障がい者福祉協会の阿曽幸夫会長もあいさつした。