福島県農業の未来を語る 新規就農者と知事、魅力など意見交換

 
就農したきっかけなどを語りながら、本県農業の魅力を披露した参加者

 県は12日、新規就農者と内堀雅雄知事が本県農業の魅力や課題について意見を交わす懇談会「ふくしまの農業 未来トーク」を福島市で開き、参加者が本県での就農のきっかけや、今後の目標などを語った。

 30~50代の新規就農者9人が参加した。「新風を吹き込む若手農業者の挑戦」をテーマに、就農の経緯や経営状況、今後挑戦したいことなどを報告した。

 就農3年目という福島市の高野優花さん(32)は、JAふくしま未来を退職して就農。「(生産者として)福島の農業を盛り上げる一員になりたかった」と、ミニトマトを中心に30種類程度の野菜を栽培している。「農業大国だけあって熱心に教えてくれる人が多い」と就農のしやすさを強調した。

 千葉県から南会津町に移住し、トマトを生産している日高弘貴さん(49)、美和さん(44)夫婦は、支援の手厚さから本県を就農先として選んだという。「受け入れてくれた方への恩返しに『南郷トマト』を作り続けたい」と意欲を示した。

 内堀知事は、「県産農産物のおいしさを広め、農業に関わりたい人を増やせるよう県としても努力を続ける」と述べた。