富岡小、中「校歌」完成! 4月開校、大友良英さん作詞・作曲

 
大友さん(左)の指揮で新しい校歌を歌う児童と生徒

 富岡町で4月に開校する富岡小と富岡中のそれぞれの校歌が完成し12日、同町の富岡一中で児童生徒らに披露された。作詞と作曲を手掛けた福島市ゆかりの音楽家・大友良英さんは「歌詞には町の皆さんの思いが込められている。長く歌い継いでいってほしい」と願った。

 富岡小は富岡一、富岡二両小、富岡中は富岡一、富岡二両中をそれぞれ統合して開校する。4校の児童生徒は現在、富岡一中の校舎で学んでいる。

 大友さんは、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の楽曲を担当したことなどで知られる。町教委が各分野の専門家を"転校生"として招く「プロフェッショナル・イン・スクール」事業として2020年11月に来校。音楽を通じて子どもたちと交流してきた縁で昨年6月から児童や生徒、地域住民らと意見交換を重ねながら校歌制作を進めてきた。

 歌詞には「広がる笑顔」や「未来をつくる」など前向きな言葉が並ぶ。大友さんの「これまでの校歌もなくしてはいけない」との思いから、現在の校歌の歌詞の一部も生かした。

 披露式では、児童33人と生徒20人が新しい校歌を歌い上げた。富岡一小6年の児玉琴心(ことみ)さん(12)は「リズムが良くて元気が出る」と話した。富岡一中3年の塩田雅さん(15)は「未来に希望の持てる歌詞で、メロディーを聴いていると穏やかな気持ちになれる。後輩たちには大切に歌っていってほしい」と願った。

 町教委は今後、町民向けに歌詞を正式に発表する。